Giulia TZ2は1965年にアルファロメオがレース参戦を目的として製作した、超軽量FRスポーツプロトタイプ。公道車ではなく、完全に競技フィールドを前提に生まれたモデルとして扱われる。
名称の「TZ」は“Tubolare Zagato(チュボラーレ・ザガート)”の略で、軽量チューブラーフレームとザガート製ボディを組み合わせた設計を示す。数字の「2」はTZシリーズの2代目であることを表す。
アルミからFRP製ボディへ変更されたことで前作TZより大幅に軽量化され、車重はわずか約620kg。エンジンは高回転型1.6L DOHC直4を搭載し、小排気量ながら非常に鋭いレスポンスや伸びを持っていた。空力を意識した特徴的な“コーダ・トロンカ(切り落としテール)”もTZ2を象徴する要素となっている。
GTカテゴリーを中心に多数のレースへ参戦し、小排気量クラスでは圧倒的な速さを誇った。特にツーリングカーや山岳レースでの戦績が多く、当時のライトウェイトFRスポーツの代表格として活躍したモデルである。
非常に入手が難しいが3.5V8エンジンを組み込んだラリーマシンがTAの常連として名を刻んでいる。
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